EPSONの新作登山時計「MZ-500MS」レビュー
※開封時の写真で、画面部分はシールです。
最近すっかり登山にハマってしまい、一時期は登山用の腕時計がすっごく欲しい時期がありました。
※今はその物欲は落ち着きました。
そんなときに、偶然AmazonさんからVineプログラムのサンプルとしてこちらを頂くことができましたので、今後購入を検討されている方、購入しようか悩んでいる方の参考になればと思い、Amazonにもレビュー書いてるんですがこちらにも感想を書いちゃいます。
ちなみに、日頃はApple Watchを使用しています。
登山用の腕時計を探しているときに、個人的に気になった商品がいくつかありました。
人それぞれ好みもあると思いますが、私はCASIOプロトレック、CASIO WSD-F10、SUUNTO コアオールブラックあたりが候補として挙がっていました。
まずはプロトレック。
デザイン、ゴツさ、それなりにお手頃な価格、どれも良いです。
最後まで購入しようか悩んだ商品です。
ちなみに個人的に電波ソーラー大好きです、それだけですごく加点します。
[カシオ]CASIO 腕時計 PROTREK MULTI FIELD LINE 世界6局対応電波ソーラー PRW-3500Y-1JF メンズ
- 出版社/メーカー: CASIO(カシオ)
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 時計
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つづいて、同じくCASIOのスマートウォッチ、WSD-F10。
これの実物を見たことがあるんですが、写真以上に魅力を感じました。
でかい、だけどその意味がある十分な機能性があります。
ただ、Android WearなのでiPhoneだと全力を発揮できないというのが本当に残念。
価格は別候補3機の中でダントツ高いけど、性能を全力で発揮できた際の魅力は半端なく、Android使ってたら間違いなくこれ買ってた。
YAMAP連動使ってみたかったなあ。
SUUNTOのコアオールブラックは完全に見た目重視です。
職場の先輩が持っていたので最初に却下となりました。
で、肝心のMZ-500MSです。
箱は結構シンプルです。
Apple Watchとかは中身が見えない綺麗な箱ですが、こういう箱は一般的な腕時計とかによくありそうなデザインですね。
それなりに高価でもあるので、もう少し良さげな入れ物に入っててもよさそう。
続いて付属品をご紹介。
説明書や保証書関係のものと、充電器ですね。
最近は薄い説明書が何種類も入っているようなやつをよく見かける気がしますが、トレンドなのかな?
正面から本体を見るとこんな感じ。
右側に3つの金属ボタン、左側に2つの樹脂ボタンがあります。
ボタンの作りはかなり良くて、押し心地は良好です。
全体像はこんな感じ。
あんまり「凝った作り」とは感じませんでした。
ベルトも普通な感じです。
真ん中の穴は飾りかな?左右の穴2箇所に金属が挿さってサイズを調整する感じです。
で、このベルトなんですが、どうも私の腕にはいまいちフィットしません。
私が結構やせ気味体型なので、それによる相性もあるかとは思うんですが、Apple Watchや以前使用していたプロトレックなんかと比較すると、明らかに手首へのフィット感が良くないですねえ。
相性もあるかと思いますので、このあたりはご参考までに。
写真のメニューやら設定やら画面の仕組みが、結構めんどくさい。
このあたりは、もう少しスマートにしてほしいですね。
時計の小さい画面とボタンを駆使して何度もポチポチしながら設定するのは、当然ながらしんどいです。
この勢いでダラダラ買いていると超長文のレビューになってしまうので、Amazon用に短めにまとめたレビューをこちらにも掲載しておきます。
先にまとめを書いちゃいますと、CASIOもSUUNTOも大画面カラー液晶をハイエンドライン?に搭載し、より見やすいようにという流れになってきているので、エプソンもいい加減カラー液晶タイプを発売してほしいです。
日頃からApple Watchの見やすい画面を見ていると、MZ-500MSは目がつぶれそう←
ただし、悪いところばかりではありません。
GPSはかなり精度が良いと思いました、これは結構ありがたい性能だと思います。
それとスマホとの連携なしで日の出、日の入り時刻も分かります。
スマホ連携なしで出来ることが多いので、スマホ連携なんかを全く考えていない方には良さそうな気がします。
このあたりは、自分の使い方をよくイメージしてみた方が良いかと思います。
それでは、以下がAmazonに投稿した長所短所です。
良いところ
・電池の持ちが半端なく良い。Apple Watchとは比較にならない。
・本体にGPSを搭載し精度は良い、競合品のWSD-F10は搭載していない。
・スマホと連携せずに日の出、日の入りがわかる(WSD-F10はAndroidスマホと連携必要)。
・両サイドのボタンの押し心地が良い、押しやすい。
・GPSを搭載しているので、本体のみでできる事はそれなりに多い。
イマイチなところ
・Apple WatchやWSD-F10、以前使っていたプロトレックに比べて画面が見にくい。
・個人的な問題かもしれないが、装着感が悪い。私は細身の男だが、プロトレックやApple Watchと比べて、明らかに装着感がよくない。
・百名山だけプリインストールというのが納得いかない。登山者みんなが百名山を登っているわけではない。日本百名山が少ない中国、四国、九州地方に住んでいると、活用できる機会は少ない。それよりもWSD-F10のように、YAMAPから簡単に全国の山のカラー地図がインストールできて、それを時計でしかもカラーで見れる方が超絶便利であることは明白。ヤマレコとの連携やEPSONアプリで登山計画を作成できるらしいが、そこらへんの低山とかを登山するたびに自力で計画を作ったりは絶対にしないだろう。それじゃ気軽に登れない。
・デザインがイマイチ。写真だとなかなか良さげだが、実際に届いてみると6万以上の商品には感じれなかった。6万以上の商品なので「登山時だけでなく毎日使いたい!」と思う人が多いはずだが、装着していての満足感は薄い。
・設定画面が見にくい。昔のモノクロ画面のガラケーを見ているみたい。そして何度もボタンを押して深くまでいかないと設定できない事柄が多い。小さい見にくい画面を見ながらボタンを何度もぽちぽちするのは、スマホやApple Watchのタッチに慣れていると結構つらい。